平成30年度 写真部門 総評

一枚写真部　総評

　　今年度も力作が多く、楽しく拝見させていただきました。年々「区民、市民の目を引くように...」でありますとか、「空気感を伝えるため...」等々、写真をベースにした広報誌を目指す自治体が増えてきましたね。以前は告知、記事の説明用として掲載されることの多かった「写真」ですが、「写真」を活用した告知、記事への誘導事例も増えました。デジタルカメラの性能も格段に良くなってきたためでしょうか、応募作品はとても綺麗に撮影されています。せっかくの良い写真ですので、可能な限り写真の上にテキストを乗せず、写真を生かした広報誌を期待しています。

組み写真部　総評

　　広報誌の「組み写真」では、特集記事、一面の告知、募集等で使用されることが多いと思います。特集記事で使用する場合は「テーマ」が大きすぎると（様々な催し物の集まったイベント等）、写真同士の関連性がわかり難くなってしまいますし、告知、募集等で使用する場合は、該当案件の説明用の写真、告知テキストの背景写真のようになってしまいます。「組み写真」なのですから、写真を中心に写真同士を連携させて、足りない部分をテキストで補うようなレイアウトを目指して下さい。