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令和4年4月1日より広報・広聴は政策企画局が、都民情報ルームは総務局が担当しています。令和4年4月1日以降の更新情報は政策企画局ホームページ又は総務局ホームページをご確認ください。

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広報・広聴

平成25年度 入選作品 写真部門 一枚写真の部

公開日:平成27年(2015)3月30日更新日:平成27年(2015)3月30日

最優秀

八王子市 「広報はちおうじ」平成25年3月15日号

「広報はちおうじ」平成25年3月15日号

担当者の声

都内唯一の道の駅である「道の駅八王子滝山」では、ひな祭りの季節にあわせて「つるし雛」を展示している。この「つるし雛」は、地域の方が真心込めて手作りしたもの。古着を材料に一針一針丁寧に縫い上げた力作となっており、子どもたちの健やかな成長を願い作られる色鮮やかな飾りは、毎年訪れる人の目を楽しませている。

モデルは撮影の際に見物していた親子。「つるし雛」に嬉しそうに手を伸ばす娘と、手に抱く娘の重みに成長を感じる母、親子の幸せの瞬間にシャッターを切った。

なお、ロゴのカラーは桃の節句にちなみ、通常号とは別の色に設定している。

審査委員コメント

  • テーマと写真がぴったりと合致している。また、母娘の表情も、つるし雛もよく撮れているし、外光を上手く使い、明るさを出している。さらに、広報紙のレイアウトが非常に秀逸で、オリジナルよりもトリミング後の方がよくなっている。(大石)
  • 広報紙に掲載されているトリミングの仕方は良い。また、Hachiojiの「H」で後ろの消防ベルを隠すなど、レイアウト構成が非常に良い。ただ、「一枚写真の部」では、プリントも評価対象となるので、プリントも広報紙で使ったようなトリミングでよかったのではないか。また、子供が触っている吊るされたおもちゃのディティールを出してほしかった。(板橋)

掲載紙面(WEB版)

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第一席

足立区 「あだち広報」平成25年11月10日号

「あだち広報」平成25年11月10日号

担当者の声

足立区は「ガテンな区」である。建設業の事業所数が23区で最も多く、関連事業も含めると区経済の多くの部分が汗と技によって支えられている。

しかしながら、その半数以上が従業員数4人以下の零細企業である。長引く不況の中、彼らの労働環境の悪化が危惧されている。

そこで区では、彼らの働く安心・地域経済の安定のため23区で2番目である「公契約条例」を施行。今号の表紙は同条例の周知をすること、建設業で働く人たちの誇りを喚起することを主たる目的とした。

写真の中で表現したかったのは、「働くことへの誇り」と、働く人の「将来への希望」だった。

撮影は実際の公契約による工事現場で実施。一枚の写真に多くのことを語らせるように構図には気を配った。主役となる右手前の人物は働く誇りや・働き甲斐を、準主役となる左の人物は働くことで人と繋がる喜びを、脇役となる天を高く指すクレーンや建設中の建物は、将来への希望を表現している。

高層階の工事現場であったため広角レンズを使いローアングルから撮影。モデルはこの現場の実際の従事者で、それゆえ撮影時間にも制限があったが、動きの中で自然な笑顔を収めることができた。笑顔を強調するためにトリミングして人物に寄ることも健闘したが、現場の広さと雰囲気を伝えるために現状に留めた。

審査委員コメント

  • テーマと写真がよくマッチしている。二人の笑顔をうまくとらえているだけでなく、動きがあり、躍動感が伝わる。明日に向かってがんばろうという明るさを感じる。また、レイアウトデザインも秀逸である。ただ、もう少し色を濃くすれば、より良いものになったのではないか。(大石)
  • 掲載意図にマッチしており、奥行きがあって非常にいい写真である。広報誌の色は多少淡く感じられるが、構図もまとまっていてモデルの表情も良い。ただ、モデルになっている青年が爽やか過ぎているので、ガテン系のモデルでも良かったかもしれない。また、広報紙が二つ折りされた時、モデルの首の部分で折れる紙面構成は避けたいところである。(板橋)

掲載紙面(WEB版)

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第二席

板橋区 「広報いたばし」平成25年9月7日号

「広報いたばし」平成25年9月7日号

担当者の声

記事は、敬老の日にちなみ、高齢者施設での催しや高齢者支援事業などを紹介し、高齢者に生きがいの場を見つけてもらおうというものです。

写真のモデルは、児童館でこどもたちに囲碁を教えている高齢者にお願いしました。

長い人生で培ってきた知識を次世代に伝え、自分のできる役割を感じながら日々充実している高齢者の写真を見た読者に、少しでも自分にとっての「生きがい」を見つけて生き生きとした人生を送ってほしいという願いを込めています。

子どもの真剣なまなざしに笑顔になる高齢者と、学ぶことへの喜びを感じている子どもとの間にできた、とても和やかな雰囲気を読者に感じてもらえるようシャッターを切り続けました。

 

 

審査委員コメント

  • 写真はよく撮れている。特に、おじいさんの表情、笑顔を非常にうまくとらえている。ただ、背後の子どもが、おじいさんを見ているか、もう少し顔を上げているとなおよかった。もう少しシャッターチャンスを待てれば、より良い写真が撮れたかもしれない。また、写真をもう少し大きく使えれば、さらに良いものになったのではないか。(大石)
  • おじいさんの表情も良く、非常に良い写真である。紙面上では、白黒写真より、カラー写真の方がより効果的であったように思う。非常に勿体無い。子供たちを生かすアングルの工夫も考えてほしい。また、広報紙に掲載している写真が小さいので、もっと大きくした方がよい。(板橋)

掲載紙面(WEB版)

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第二席

羽村市 「広報はむら」平成25年1月1日号

「広報はむら」平成25年1月1日号

担当者の声

市内では、毎年1月上旬に「だるま市」が行われている。会場には、色鮮やかで大小さまざまな大きさのだるまが並び、毎年多くの人でにぎわっている。訪れた人は、多くのだるまの中から新年の願掛けにふさわしいものを選ぶ。

だるまを手に取りながら一緒に選んでいる親子に目が留まった。子どもは手に、金色の小さいだるまを持ちながら、父親の持つ紅白のだるまを指さしている。

「金色もいいけれど、赤もいいんじゃない?」「どっちがいいかな?」といった会話が伝わってくるような瞬間を捉えた。

また、新年のだるまを選ぶという点のほかに、父親が娘に温かいまなざしを向けているほほえましい様子が伝わる点からも、新年の晴れ晴れとした幕開けにふさわしい写真であると考え、掲載した。

審査委員コメント

  • お正月の号にふさわしい写真である。人物の表情をうまくとらえている。ただ、広報紙になると、モノクロになってしまうのが残念である。(大石)
  • 写真を丁寧に撮っていて、表情も良く親子のいい雰囲気が伝わってくる。撮影位置としては、画面下部のだるまを生かしたアングルで、もう少し人物を大きく撮影するとより意図が伝わりやすくなると思う。(板橋)

掲載紙面(WEB版)

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このページに関するお問い合わせ先

広報広聴部  広報課 
電話番号:03-5388-3087