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パパズ・スタイル〜男性の「家事」「育児」をみんなで応援〜

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有給の育児休業制度の創設、子供の面倒を見ながら家で仕事ができるテレワークの推進など、パパの育児参画をサポートする企業の制度が拡充しています。

今回は、多様な制度を活用して育児に参画するパパたちに、会社の制度で自分自身や家族、職場がどう変わったのか伺いました。あわせてイクメン企業を支援する東京都の施策を紹介します。

実践例(1)

有給の育休制度導入で取得率100%を達成積水ハウス

3歳未満の子供を持つ全社員に1か月以上の育休を取得してもらうことを推奨する「イクメン休業」制度を2018年9月に導入し、男性社員の育休取得率100%を達成したのが積水ハウスです。この制度のポイントは、育休期間の最初の1か月分を有給にしたこと。育休期間は無給になる企業が多い中、経済的な安心感を確保したことがパパたちの背中を押した要因の一つになっているようです。積水ハウスが9月に行った「イクメンフォーラム」にお邪魔して、制度を活用したパパたちにお話を伺いました。

「イクメンフォーラム」の風景写真

積水ハウスが開催した「イクメンフォーラム」

CASE復職後は仕事効率が上がった

坂井祐貴さん
坂井祐貴さん家族の写真

妻が職場復帰するのに合わせ、1か月間、育休を取得しました。入社10年目で仕事も楽しく、忙しかった頃です。そんなタイミングで1か月も休むのに不安があったので、育休取得前に数か月かけて仕事の引き継ぎなどの準備をしました。それも今思えば、いい経験だったと思います。不安だったのは仕事を休むことだけではありません。家事も不安でした。それ以前は、ほとんど妻がやっていたので、調味料がどこにあるのかも、買い物にはどこに行くのかもわかりません。一から勉強でした。

育休を取ったことで初めて知ったことがいくつかあります。まず、妻が家でしていた仕事量の多さ。こんなに大変な仕事をしていたんだと驚き、改めて感謝の気持ちが芽生えました。それと職場の後輩たちの仕事力が高かったこと。自分がいなくても仕事はしっかり回っていたのです。後輩たちに刺激を受け、また妻をサポートするために、私自身も復職後は、仕事への姿勢を変えました。限られた時間でなんとかしようと考えるようになり、仕事効率は高まったと思います。

CASE子供の事情で休む社員に寛容になった

大村孝史さん
大村孝史さん家族の写真

入社15年目、総務長という立場のときに1か月の育休を取得しました。正直なところ、自分が育休を取得するのは無理だろうと思っていました。ところが部下に相談してみると、全員が「家族のためにもぜひ取ってください」と後押ししてくれたのです。部下が全員、育休取得経験のある女性だったということもあるかも知れませんが、私が育休中、力を合わせて業務をフォローしてくれました。

復職してからは、子供が熱を出したといった理由で休む社員たちを、非常に寛容に受け止められるようになりましたね。育休の経験がなかったらこういう感情は生まれなかったと思います。経験をさせてくれた会社には感謝しています。

CASE育休取得後、業績が上がった

林宏史朗さん
林宏史朗さん家族の写真

これまで2回の育休を取得していますが、営業職なので、育休を取る前は「休んだらお客様に失礼になってしまうのではないか」と不安に思っていました。ところがお客様に事情を説明すると、皆さんが理解してくれたのです。私が育休に入る前に仕事の打ち合わせの場を設けてくださり、取得前の仕事はスムーズに進みました。

育休を取得してから仕事に対して、「子供に見られたときに恥ずかしくないのか」を意識するようになりましたね。私は家に関する仕事をしているのですが、育児に参画することによって、間取りや設備をお客様に説明・提案するときに説得力が増したのではないかとも思っています。おかげで復職してから業績が上がっています。

Contents

第12回 パパの育児参画を促す制度が拡充 イクメン社員を支える企業のチカラ

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