本文へ移動

パパズ・スタイル〜男性の「家事」「育児」をみんなで応援〜

文字サイズ

自分の住んでいる街のイベントに参加したことはありますか?

「あります!」と答えたパパは少数派かもしれません。 平日は家と職場を往復するだけだし、近所付き合いもあまりしてないから、 地域のイベントには顔を出しづらい……。

そんなパパに一言。
ぜひ子供と一緒に“地元”で遊んでください!

親子で楽しめるイベントはたくさんあります。 しかもイベントそのものが楽しいだけでなく パパにはもう一つの楽しみがあります。

それはイベントを催している先輩パパや、育児中の同期のパパと出会えること。

子供たちが安心して暮らせる街にしたい。 子供たちの笑い声がたくさん聞こえる街にしたい。 そんな思いで頑張っているパパたちと交流すれば、 今よりもっと育児が楽しくなること間違いなしです。

地域イベントの仕掛け人からパパへのメッセージ

では、地域にはどんな活動があるのでしょう。
親子で楽しめるイベントを多数手掛けている人たちに、活動の内容や参加するパパの様子について伺いました。

パパを頼りにしています!

こども劇場せたがや 漆畑栄子理事長

「こども劇場せたがや」は1974年に世田谷区で発足し、以来40年以上にわたって、子供たちの感性を豊かにするための活動を行っています。児童演劇、オペラ、コンサートなどを鑑賞する場を設けたり、子供たちの表現を促すワークショップやキャンプを開催したりしてきました。

鑑賞会の写真

親子がそろって参加できる鑑賞会を開催

最近はパパも一緒に遊びに来ることが増えましたね。そしてイベントに参加すると、パパ同士が仲良くなるんです。子供が0歳の時にイベントに参加して仲良くなり、それ以来、子供が大きくなってもいい付き合いが続いているというグループが多数あります。イベント参加がきっかけとなり、地域で少年野球チームを作ったパパたちもいますよ。

パパが子供に褒められる

特に毎年4月に開催する「こども劇場わくわくシアター」で作る壮大な「段ボール迷路」は力仕事で、パパたちの力を借りることが多いのですが、一緒に作ってくれたパパから後でこんな話を聞いたことがあります。「家に帰ったら、子供たちから褒められたんですよ。『パパが頑張っているのがかっこよかった』って」。パパは本当にうれしそうに話していました。

ダンボール迷路の写真

子供たちに大人気の壮大な段ボール迷路

パパが活躍している写真

力仕事なのでパパが大活躍!

「段ボール迷路」以外にも、会場の設営や記録写真の撮影など、パパが得意そうなことは、意識的にやってもらうようにお願いしています。自分たちにできることがあると居場所ができるので、パパたちもイベントをつくる側に参加しやすくなるようです。

そしてイベントをつくる側に入ると、パパたちは自分の子供のことだけではなく、周りの子供たちにも目が向くようになり、我が子だけでなく周りの子も含めて“僕たちの子供”という意識に変わっていきます。こういう変化が地域全体で子育てすることに繋がっていると感じています。

まずは遊びに来てください!

品川区南町会 飯田明善会長

品川区の南町会は、お神輿や流しそうめん、ハロウィンなど親子で楽しめるイベントを年間15回以上、企画・運営しています。周りの町会の方からもよく言われますが、うちの町会は現役子育て世代のパパやママがたくさんイベントや行事に参加してくれてありがたい限りです。これは元々地元で育ったパパやママが保育園や小学校などで繋がった他の地域から来た人たちを誘って遊びに来てくれることが大きいと思います。

神輿の写真1

パパたちが子供神輿のサポート役に

町会では、定期的にそういう新たに参加してくれたパパたちを誘って、世代の近い町会メンバーたちと飲み会をする機会を作っています。そうして打ち解けたパパたちが今、子供たちのお神輿を手伝ってくれたり、町会のメンバーたちと一緒に御神輿を担いでくれたりするようになりました。

神輿の写真2

地元が一丸となって楽しむイベントに欠かせないパパたち

パパたちはイベントに参加するうちに、お祭りやイベントには準備や片付けをする人がたくさんいることに気づくので、今度は時間を作って自分も参加しようと考えるようになる。さらに保育園や学校で知り合ったパパ友を連れてきてくれるようになる。こうやって地域が盛り上がっていきます。

楽しむことから始まる

とはいっても、多くの忙しいパパにとっては参加するのが難しい状況だと思います。ですからまずは、タイミングが合ったときに遊びに来てくれるだけでいいんです。とにかく楽しんでほしい。「楽しかった」という思いが、地域への関心の芽になると期待しているからです。

パパとの出会いがパパを変えます

文京区 さきちゃんち 亀山恒夫副代表

「さきちゃんち」は地域の子供広場です。読み聞かせや映画鑑賞会などのイベントはもちろん、月に一回は看護師による子供の病気や健康に関する悩み相談を実施するなど様々な活動を行っています。僕自身は仕事で長年防災まちづくりに携わってきて、東日本大震災の後、まちを災害に強くするためにはそこに暮らす人々の日頃からの繋がりが大切だと強く思ったことや父親支援のNPO法人ファザーリング・ジャパンに関わったことで周りのパパたちから刺激を受けて、この活動を始めました。

流しそうめんイベントの写真

流しそうめんイベントではパパたちも楽しそう

5人の運営メンバーはいずれも現役のパパやママです。イベントごとに集まるボランティアスタッフと協力しながら活動しています。パパが遊びに来るのは、やはり週末のイベントが多いですね。僕はパパが来ると、積極的に話しかけるようにしています。仕事以外の話をするのが苦手というパパもいるようですが、話しているうちに打ち解けてくるようです。

鑑賞会の写真

サロンにはパパやママも集まります

同じ境遇のパパに会える

育児を始めたばかりだとわからないことも多く、パパたちも不安だと思います。そんなときにはぜひ地域のイベントや親子が集う場所に足を運んでほしいと思いますね。そこで同じような境遇のパパと出会えるはずです。互いの悩みを明かして、ざっくばらんに話し合ったらいいじゃないですか。きっとヒントが見つかるはずです。勇気ももらえます。パパと出会うことで気づきを得て、パパが変わっていくんですね。

先輩パパから後輩パパへ

旗の台・中延子育て懇談会 大野文博代表

町会でもなく、PTAでもない子育てという共通点だけで繋がっている地域の子育て団体として、もちつきや花火大会などの子供向けイベントを開催しています。30年以上前に一人のパパから「もっと地域で連携しよう」という声が出て、それに共感したパパが集まってできた組織です。

もちつき大会の写真

もちつき大会でおもちをつくパパたち

恒例のもちつき大会にはたくさんのパパが来てくれます。おもちをつくのは地元の保育園のパパ会のメンバーです。彼らはおもちを食べに来たパパたちに積極的に声をかけます。すると、おもちを食べに来ただけのパパがいつの間にか一緒におもちをつき始めるんですね。そういう光景をよく見かけます。パパがおもちをついている姿を応援したり、写真を撮ったりして、ママと子供も楽しそうです。

今のパパたちにはおもちをついた経験がない人も多くて、「食べに来ただけだったのに、おもちがつけて楽しかったです」と喜んで帰っていきます。そういうパパは次の年もまた来てくれますね。

世代を超えて地域の子育てを伝えていく

花火大会の準備の写真

子供たちの笑顔のために花火大会の準備をするパパたち

鑑賞会の写真

本格的な花火大会は地域の恒例行事に

中心メンバーのほとんどはもう子供たちが大きくなった人たちです。それでも活動を続けるのは自分たちの子供が地域に育ててもらったと感じているからです。現役で子育てをしているパパやママと一緒に活動をすることで、ノウハウや地域への思いなどを伝えていきたいと思っています。今では、一緒に活動していたパパたちが別の場所でもイベントを開くようになりました。そうやって地域の子育ての活動を広げていければいいと思っています。

子供と一緒にパパの“地元”を作ろう

他の地域から引っ越してくる人が多い東京では、地域でのつながりを持つことに対してハードルが高いと感じている人も多いと思います。

しかし、一歩を踏み出して、地域イベントに参加すれば、そこには地域の子供たちのために一生懸命になっている先輩たちが待っています。

先輩に会えば、尻込みしていたパパたちもたくさんの刺激を受けるでしょう。子供たちや地域のために動き出したくなるかもしれません。まずは気軽にイベントに顔を出してみてはいかがでしょうか?

Contents

第9回 仲間がいっぱいいる! パパも一緒に“地元”で遊ぼう!

トップページに戻る

Facebookコメント

コメント機能の使い方

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現しています。本機能、およびコメントの内容について、東京都生活文化局は一切の責任を負いません(東京都生活文化局からのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。