旧小笠原邸 借受者公募についてはこちら


旧小笠原邸保存活用事業について


 ○所在地
 ○延床面積
 ○建築年
 ○構造
 ○設計
新宿区河田町10番10号
1,106.64u
昭和2年竣工
RC造、地上2階、地下1階
曾禰中條(そねちゅうじょう)建築事務所


旧小笠原邸外観


【概要】
 旧小笠原邸は、昭和2年に小笠原長幹(ながよし)伯爵邸として建築されました。
 スパニッシュスタイルで構成された外観は、スペイン瓦や特製タイルの装飾壁面などにより、優美な雰囲気を醸し出し、近代の住宅建築を語る上で貴重な特色を残しています。
 内部は、各室の配置により当時の華族の生活の在り方が窺えます。特に喫煙室の意匠については、わが国では珍しいイスラム様式の装飾が施され、大理石モザイクタイル貼りの床、彩色漆喰彫刻の壁などの仕上がりは高く評価されています。
 このように、旧小笠原邸は、昭和初期に建築された文化的、建築史的に貴重な建物ですが、老朽化が進み、修復工事が必要な状態となっていました。そのため、修復工事の実施と工事費用負担を条件として、公募により選定した民間事業者に貸し付けることにより、その豊富な経験とノウハウを活かし、歴史的建造物のもつ文化的価値と魅力の再生を図っています。


イスラム様式の装飾が施された喫煙室

旧応接間(ラウンジ)

【沿革】
 昭和 2年
 昭和23年
 昭和27年
 昭和28年
 昭和50年

 平成12年
 平成14年
 平成16年

小笠原長幹(ながよし)伯爵邸として竣工
米軍接収
米軍接収解除後、法務省から都が買収
福祉局中央児童相談所として使用開始
建物老朽化のため、中央児童相談所が移転
以後、保存・活用手法について検討・協議を重ねる
保存活用事業実施方針の決定を受け、借受者を公募・選定
修復工事を経て、レストラン「小笠原伯爵邸」としてオープン
東京都景観条例に基づく「東京都選定歴史的建造物」に選定
現在に至る

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